価格46万円超。2画面モンスターPC「ZenBook Pro Duo」は何がすごい?

台湾のPCメーカー・ASUSは8月20日、最新型ノートPC「ZenBook Pro Duo UX581GV」シリーズの日本展開を発表。8月23日から発売予定。
ZenBook Pro Duoは、5月に台湾で開催されたPCの見本市「COMPUTEX 2019」でお披露目された2画面ディスプレイ搭載ノートPCだ。高性能モデル(UX581GV-9980)は、インテル製のハイエンド向けCPU「Core i9-9980HK」や32GBメモリー、1TBのSSDを搭載し、直販価格は46万6500円(税別)。まさにモンスター級のPC。
2020年1月14日にはWindows 7のサポート終了がアナウンスされており、日本のPC市場は法人向けを中心に拡大傾向にある。また、トレンドとしてeスポーツなどのゲーミング用途、VRや3Dなどのより高性能なスペックの求められるコンテンツの制作ニーズも高まってきている。
ZenBook Pro Duoはまさに後者を狙ったクリエイターやプロフェッショナル向けのノートPCと言える。その他のPCメーカーの製品にはない特異なポイントを見てみよう。
本体の大きさは一般的な15インチサイズのノートPCより一回り大きい
各種端子は左右側面に配置。冷却に使うエアフロー確保のためか、種類は少なめ
特徴はなんといってもディスプレイ。上に15.6インチ4K解像度の有機EL、下に横長14インチ液晶を搭載する
ASUSはキーボード上の横長ディスプレイを「ScreenPad Plus」と呼んでおり、多彩な使い方ができる
例えば、よく使うショートカットアクションを常駐して使う
Spotifyアプリを表示させれば、いつでも作業用BGMをコントロールできる
ウィンドウを小さくすれば2つのアプリを並べることも
設定を変えれば、メインと合わせてさらに巨大な画面としても使える
ScreenPad Plusには普通のWindows向けアプリが表示できるので、ゲームだって表示できる
映像などを扱うクリエイターならショートカットや操作インターフェイスを表示させて、作業の効率化が図れる
当然、グラフィック性能も申し分ないレベルのものを採用している
生体認証にも対応。Windows Helloの顔認証を使えばパスワードなしでもログインできる
キーボードの縦の狭さには最初驚いたが、キー配列は日本語基準(JIS)のものだ
付属のパームレストを取り付ければ、かなり打ちやすくなる
個人的に気に入ったのはタッチパッドの部分。右上のボタンを押すと10キーに変身
メインもScreenPad Plusもデジタルペンに対応するため、グラフィック系の作業やメモ書きにも活用できる

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