注目のお手頃グーグルスマホ「Pixel 4a」、Pixel 3aや4と外観やスペック比較
グーグルが発表したPixelシリーズの廉価モデルの新製品「Pixel 4a」。Google StoreでSIMフリー版が、ソフトバンクからも8月20日に発売される(14日予約開始)。コンパクトサイズに加え、ミドルクラスとしては十分以上の性能と強力なカメラも搭載しながら、価格は税込で4万2900円。本記事では、前モデルの「Pixel 3a」や上位モデル「Pixel 4」と外観やスペックを中心に比較する。
コンパクトタイプのみの1モデル構成になった「Pixel 4a」
基本性能に穴が無いお買い得度が高い1台
まずPixel 4aでは、大小2タイプが用意されたPixel 3aやPixel 4とは異なり、コンパクトタイプのみの1モデル構成となっている。画面サイズは5.81型と数字だけなら大きく見えるが、19.5:9の縦横比に加え、パンチホール式インカメラや狭額縁デザインを採用。横幅は70mmを切った69.4mm。また縦方向ではPixel 3aの151.3mmに対して、144mmに抑えられている。写真で見ても明らかに短くなっているのがわかる。本体重量は143g。最近のスマホの中では、この軽さもうれしい点だ。パネルは今回も有機ELを採用。鮮やかすぎる感じはしない、自然な発色という印象だ。
続いて基本スペック。CPUは700番台のSnapdragon 730G(2.2GHz+1.8GHz、オクタコア)を搭載。Pixel 4を始めとするハイエンドスマホとはもちろん性能差はあるが、ミドルクラスであることを考えれば十分以上。メモリー/ストレージも6GB/128GBの1モデル構成。4GBというメモリー容量に不満が多かったPixel 3/3a、64GBストレージ版もあったPixel 4とは異なる点だ。
ネットワーク対応については、上位モデルと同様に充実した内容。対応バンド数の多さはもちろん、キャリアアグリゲーションもサポート。国内主要キャリアのネットワークで安心して利用できる。SIMについてはPixel 4と同じく、nanoSIM+eSIMを搭載。eSIMの活用の幅が今後さらに広がることに期待したい。
国内ユーザー向け機能では、今回もしっかりFeliCa対応で、おサイフケータイ/Google Payが利用可能。ただし、Pixel 3aと同様に防水・防塵には非対応。生体認証もPixel 3aと同じく、背面に指紋センサーを搭載。マスクが必需品の時代にはPixel 4の顔認証よりも利便性が高い。なお、Pixel 4に搭載されていたジェスチャー操作をサポートするためのSoliレーダーは搭載されていない。
カメラの画素数は12.2メガ(インは8メガ)のシングル構成。ただ、Pixel 4との比較では、望遠カメラの搭載を除いて同等とのことで、強力なソフトウェア処理によるポートレートモードや夜景モード、超解像ズームなどの撮影モードに対応するなど、ハイエンドスマホに匹敵する性能を持つ。特にポートレートモードによる背景ボケはシングルカメラとは思えない正確さ。また、超解像ズームの画質も印象的。とは言え、超広角カメラは欲しいというのは正直なところだろう。
デザイン面では、ガラス素材を用いる上位モデルと異なり、ポリカーボネート素材のユニボディーを採用。素材の質感をそのまま活かしているだけに“高級感”というイメージはないが、このシンプルさを好ましく感じる人は多いだろう。ただ、カラバリが「Just Black」の1色で選ぶ余地がないのは惜しい。3色から選べる純正のファブリックケース(5280円)、もしくは市販のカバーを組み合わせ、好みのスタイルで使いたい。
なお、Pixel 4aについてはこの秋の5G版のリリースがすでに予告。しかも価格も公表されているが、6万500円~と価格差はそれなりにある。また、Pixel 5も同じく、今年中には登場予定とのことだ。
OS/セキュリティーパッチの3年間の提供などPixelシリーズのメリットはこれまでのモデルと同等。お手頃な価格でスマホを購入して、比較的長期間使いたいというユーザーにも向いた1台だろう。
コンパクトタイプのみの1モデル構成になった「Pixel 4a」
基本性能に穴が無いお買い得度が高い1台
まずPixel 4aでは、大小2タイプが用意されたPixel 3aやPixel 4とは異なり、コンパクトタイプのみの1モデル構成となっている。画面サイズは5.81型と数字だけなら大きく見えるが、19.5:9の縦横比に加え、パンチホール式インカメラや狭額縁デザインを採用。横幅は70mmを切った69.4mm。また縦方向ではPixel 3aの151.3mmに対して、144mmに抑えられている。写真で見ても明らかに短くなっているのがわかる。本体重量は143g。最近のスマホの中では、この軽さもうれしい点だ。パネルは今回も有機ELを採用。鮮やかすぎる感じはしない、自然な発色という印象だ。
続いて基本スペック。CPUは700番台のSnapdragon 730G(2.2GHz+1.8GHz、オクタコア)を搭載。Pixel 4を始めとするハイエンドスマホとはもちろん性能差はあるが、ミドルクラスであることを考えれば十分以上。メモリー/ストレージも6GB/128GBの1モデル構成。4GBというメモリー容量に不満が多かったPixel 3/3a、64GBストレージ版もあったPixel 4とは異なる点だ。
ネットワーク対応については、上位モデルと同様に充実した内容。対応バンド数の多さはもちろん、キャリアアグリゲーションもサポート。国内主要キャリアのネットワークで安心して利用できる。SIMについてはPixel 4と同じく、nanoSIM+eSIMを搭載。eSIMの活用の幅が今後さらに広がることに期待したい。
国内ユーザー向け機能では、今回もしっかりFeliCa対応で、おサイフケータイ/Google Payが利用可能。ただし、Pixel 3aと同様に防水・防塵には非対応。生体認証もPixel 3aと同じく、背面に指紋センサーを搭載。マスクが必需品の時代にはPixel 4の顔認証よりも利便性が高い。なお、Pixel 4に搭載されていたジェスチャー操作をサポートするためのSoliレーダーは搭載されていない。
カメラの画素数は12.2メガ(インは8メガ)のシングル構成。ただ、Pixel 4との比較では、望遠カメラの搭載を除いて同等とのことで、強力なソフトウェア処理によるポートレートモードや夜景モード、超解像ズームなどの撮影モードに対応するなど、ハイエンドスマホに匹敵する性能を持つ。特にポートレートモードによる背景ボケはシングルカメラとは思えない正確さ。また、超解像ズームの画質も印象的。とは言え、超広角カメラは欲しいというのは正直なところだろう。
デザイン面では、ガラス素材を用いる上位モデルと異なり、ポリカーボネート素材のユニボディーを採用。素材の質感をそのまま活かしているだけに“高級感”というイメージはないが、このシンプルさを好ましく感じる人は多いだろう。ただ、カラバリが「Just Black」の1色で選ぶ余地がないのは惜しい。3色から選べる純正のファブリックケース(5280円)、もしくは市販のカバーを組み合わせ、好みのスタイルで使いたい。
なお、Pixel 4aについてはこの秋の5G版のリリースがすでに予告。しかも価格も公表されているが、6万500円~と価格差はそれなりにある。また、Pixel 5も同じく、今年中には登場予定とのことだ。
OS/セキュリティーパッチの3年間の提供などPixelシリーズのメリットはこれまでのモデルと同等。お手頃な価格でスマホを購入して、比較的長期間使いたいというユーザーにも向いた1台だろう。
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