Windows 10、ありえない程に古いドライバーをオプションアップデートで提供してしまう
特定のWindows 10デバイスに、Windows Update経由で、古いデバイスドライバーが提供されていることがわかりました(Windows Latest)。
問題のアップデートは「Intel - System」という名前がつけられていて、先週、Windows 10 Version 2004用の他のオプションドライバーアップデートと同時に公開された模様。インストールした後に同じドライバのアップデートが再表示されるという別のバグを報告しているユーザーも存在します。
提供されているドライバーのリリース日が1968年などあり得ない日付になっている場合もあるようですが、これは、メーカが独自にドライバーを提供している場合に、Windowsが提供するドライバーのインストールを避けるために、意図的に日付を古くしている可能性が考えられるとのことです。
基本的に、Windows Updateのオプションアップデートで「Intel – System」や、その他不適切なドライバーが表示された場合、インストールしないことが推奨されています。オプションのドライバーアップデートは、現在のシステムで問題が発生している場合にのみインストールするようMicrosoftも案内しているのです。
アップデートは強制されているものではなく、被害にあったユーザーは多くないようですが、Windows Updateで見慣れない更新を確認した場合は本当に必要な更新かどうか事前にチェックすることをおすすめします。
なお間違えて古いドライバーをインストールした場合、デバイスマネージャーで該当するドライバーを選択し、右クリックからドライバーのロールバックを試みることができます。
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